『大企業はある意味で社会インフラなので設備投資を行えば、それで完成してしまいます。それでは従業員個人個人が知見を得ることにはなりません。でも中小企業は自分たちが実践しなければ、誰もやってくれません。これは従業員にとってもチャンスだと思います。新しい事業や新しい体制を始めることができるのですから。』

~神田尚子さん著「最先端のSDGs『ノハム』こそが中小企業の苦境を救う」より~

「歌は世につれ、世は歌につれ」。時は止まることなく、世の中は常に変化し続けます。青春時代の歌を懐かしく口ずさむのは、既に通り過ぎてしまったものへのノスタルジーがあるからでしょう。

コロナ・パンデミックは、この社会変化を激しく猛スピードで進めてしまいました。創業何十年という老舗も相次いで閉店しています。あの店のあの懐かしい味、大将のあの顔に出会えないと思うと、本当にさみしい限りです。しかし、嘆いてばかりではいられません。

大企業は、社会変化をとらえ新たなビジネスの創造を積極的に進めています。中小企業といえども、いや、中小企業だからこそ、この変化に対応していかなければなりません。

冒頭の神田尚子さんの言葉は、とても深く私の心に突き刺さりました。何をどうすればわからない、迷っている経営者は「SDGs経営」に乗り出すことです。

この本にとっても素敵な国連のサイト(持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド)の紹介がありました。これをみれば「あっ、自分にもできる!」きっとそう思えるはずです。

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