もう、いろんな方が語っているので、いまさらブログで触れてもと思いましたが、あまりに滑稽で…。

いや、森前会長を「名誉」「最高」顧問に…という話題です。

人種差別も女性蔑視もいわんや障がい者いじめも絶対に許されることではない、なぜなら東京2020の3つの大会ビジョンのうちのひとつは、「多様性と調和」であり、これらはビジョンに反することだから。

橋本会長も開会式の挨拶の中で、「世界の皆さん、日本の皆さん、世界中からアスリートが五輪の旗のもとに、オリンピックスタジアムに集いました。お互いを認め、尊重し合い、ひとつになったこの景色は、多様性と調和が実現した未来の姿そのものです。これこそが、スポーツが果たす力であり、オリンピックの持つ価値と本質であります。」と述べ、このことを強調していました。

それが…、それが、森会長にはこの忖度…。笑うしかありません。

話はそれますが、僕がぜひ政界に戻って欲しい、なんなら総理大臣目指して欲しいと思っているもう一人のハシモト(橋下)さんは、TV番組の中で「森会長の功績は大きい、最後の聖火ランナーに」といって、「ええっ!?」「何を血迷ったの?」と驚かせてくれました。

どっちもダメ、どっちも絶対ダメだけど、解任されたコバヤシさんは20数年前にネタにしたことで責任を問われた(でもめちゃくちゃ反省していた)、森さんはついこの前の発言(本当は悪いと思っていない)。

とういうことで、この組織委員会、ワンマン創業社長に絶対服従の「ごますり社員」しか出世しない、時代遅れの中小企業にも見えてきます。組織委員会のメンバーがそのまま民間企業だったら、絶対つぶれるよ。だって、社長の顔色しか見ていなくて、お客さんの方を向いていないということですからね。

そう言えば、保護者に「スタジアムに持ち込む飲料はコカ・コーラ社製で」と通知した教育委員会もありましたね。(「大会組織委員会の意向を受けて通知した」と説明しているらしい。)

どいつもこいつも(笑)。

それこそ「他山の石」(これ、使い方間違ってないよねえ~。)として、企業経営に生かしましょう。

一つ言えることは、「経営トップが努力しつづけなければ、社員は社長におもねる行動をしがち」ということです。

組織員会は閉会後に解散するそうですからいいですが、会社は解散したくないですよね~。

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