ちょっとした挫折感を味わっています。
コロナ禍で売上が減少した小規模事業者さんを支援していますが、結局のところ社長が何もしない。
コロナ禍で、いやそれが無かったとしても、世の中の変化に合わせてビジネスモデルを変えていかなければならないのですが、私たちの提案には「その通りだ」と理解を示しながら、実行しようとしません。
正確にいえば、コロナ関連給付金の受給(税理士さんがやってくれた)、固定費削減のための引越し、日本政策金融公庫のコロナ対策融資借入はやりました。
だけど、売上を伸ばすための顧客開拓や掘り起こし、来店促進のための店づくり…等、核心の提案については、重い腰が上がりません。
「赤字を続けるくらいなら早く店じまいした方がよい」とまで言ったのですが…。
コロナ対策の融資、補助金、助成金等、政府自治体の大盤振る舞いは今しばらく続きそうです。
間もなくコロナとの付き合いも3年目。売上が3割、5割落ちたという事業者は、その間どんな努力をやってきたのでしょう。
延命したゾンビ企業の破綻が、間もなく本格化することでしょう。