IPBサーベイとは

IPBサーベイは、亜細亜大学経営学部教授の高石光一先生(心理学博士)が開発した職場実態調査&分析ツールです。実施主体は、高石先生が代表を務めるリバティーワーク研究所になります。

当社では、従業員の意識と行動、企業風土、職場環境等における現状と課題を的確に把握するため、「IPBサーベイ」を活用しています。

IPBサーベイにより、構成メンバーの意識や行動が「数値化」された状態で把握できます。それは、「同業他社あるいは部署・部門」「職制、年齢、性別」等、組織単位、属性単位での「傾向と程度」を示します。

また、「一定の行動特性と上司のリーダーシップタイプ、あるいは職場環境」との相関関係といった分析も可能です。例えば、「部署Aにおいては自由に意見を述べることが難しいと感じる社員が多く、特に40代男性にその傾向が強い」「全社的に30代女性は公平に評価されていないと感じている」といった特性と、現象を生起させる要因との関連性を把握することで、改善のための的確な対策を立てることが可能となります。

さらに、定期的にサーベイを実施すれば、改善効果をみるための「測定ツール」としても機能します。

コストパフォーマンス

このようなサーベイは、事業規模の小さい企業にとっては、実施コストが重荷で断念することも少なくないと思われますが、IPBサーベイは、「地域経済を支える中小企業を支援する」ことを目的としており、小規模な事業者にとっても無理なく負担できるコストで実施できることも、その大きな特徴のひとつです。

高石光一

(たかいしこういち)

1983年M.A.(文学修士) ニューヨーク大学文理学大学院心理学研究科、2010年 心理学博士 九州大学大学院人間環境学府行動システム専攻.

1984年~2002年 中小企業事業団(現 中小企業基盤整備機構)にて、中小企業研究、中小企業への融資、経営者・管理者研修、海外支援等に従事。2002年~2014年 東京富士大学、大東文化大学を経て、2015年~現在 亜細亜大学経営学部教授。中小企業論、ベンチャービジネス論、行動科学等を担当。

他に、リバティーワーク研究所代表、中小企業診断士・産業カウンセラー。

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